集計表⑥ 行と列の入れ替え(風)
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実際はパラメータを増やしているので決してパラメータの位置が入れ変わっている訳ではないですが、結構いい感じの見た目の表になります。
Introduction
Revitの集計表はデータベースなので、列に項目となる「パラメータ」が表示され、行に「値」が表示されます。これは変える事のできない仕様です。
しかしながら、それでは表としてはイマイチな見た目となることがあります。
そこで、あらかじめ入力する値が決まっている場合は、値の欄を(集計表の中に)パラメータとして用意して本来「行」で表していたものを「列」に表示する方法があるので紹介します👍
For Example
【注意】このページでは集計表の細かな作成方法については説明しません。
下記説明で操作出来ない方は、入門編から始めてください 笑
■プロジェクトに配置する椅子の搬入時期が1期、2期、3期と分かれていたとします。
この椅子に搬入時期というパラメータ(整数)を付けて集計表で集計すると、下図のように行に欲しい値(搬入時期)が表示されます。
搬入時期:1=1期 2=2期 3=3期 |
設定方法 1(集計キーを使う方法)
※せっかく「1期」「2期」「3期」パラメータがあるんだから、集計キーを通さず直接値を入力すればいいじゃん?と思われる方もいらっしゃると思います。でも該当するパラメータに 1 とか入力するのって何入力するのか知らないとできませんよね?直に選択したい場合は次のチェックボックスを利用するやり方は如何でしょうか?設定方法2(チェックボックスを使う方法)
※同じパラメータ名は作れないので、計算値用のパラメータの名前は _ を加える等して少し変えて作成し、書式タブの「見出し」で「1期」「2期」「3期」とします。
■挿入する式
1期:if (1期,1,0)
2期:if (2期,1,0)
3期:if (3期,1,0)
例えば1期の計算式は、1期がチェックならば、1個それ以外なら0個の値を返します。
チェックボックスにチェックを入れ上記の設定をすることで集計表の内訳は下記のようになります。
表に値が入ったら、後述の「見え方の調整」へGO! |
操作手順3(式を使う方法)
先に「搬入時期」パラメータを作成する。
次に集計表の計算値で、「1期」「2期」「3期」パラメータを追加して「搬入時期」パラメータに入力した値を自動的に該当する時期の個数としてカウントする式を仕込みます。
集計表>フィールドタブ>「計算されたパラメータを追加」をクリックして計算値ダイアログを表示 if文で計算式を入力します。
■挿入する式
1期:if (搬入時期=1,1,0)
2期:if (搬入時期=2,1,0)
3期:if (搬入時期=3,1,0)
例えば1期の計算式は、搬入時期の値が=1ならば、1個それ以外の値なら0個を返します。
「搬入時期」の値を入力し上記の設定をすることで集計表の内訳は下記のようになります。
表に値が入ったら、次の「見え方の調整」へGO! |
見え方の調整
並べ替え/グループ化タグの「各インスタンスの内訳」のチェックを外します。
値の欄に合計値を表示させるので「書式」タブで「合計値を計算」を選択します。
できた~ |
たとえば
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